| 天久保大学通り商店街の基本計画及び実施計画(平成16年5月リニューアルオープン) |
深緑の中で「山椒は小粒でぴりりと効いてる」1976年（昭和51年）、天久保ショッピングセンターは、主に研究学園都市新住民の生活利便性の向上を使命として生まれました。今、私たちの眼に映るのは、「工業化時代の夢」をタイムカプセルにしたような、ちょっとノスタルジックな“実験性”すら感じる佇まいです。開業30年の月日を経て建替えることなりました。この商業施設の設計の趣旨は以下の3点です。
- 松見公園と豊かな街路樹に囲まれた緑のボリュームの中で、樹木よりも人に近いスケールのアクセントとなる街並みを創造したい。
- 既存天久保SCの“記憶”を、限り無くモダンなのにどこか懐かしいと感じさせるデザインスタイルで継承したい。
- 店鋪配置が一目で分かりやすく場所による不均等が生じないプランとしたい。
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