アトレグループ7番目の施設。キーワードはニューヨークスタイル。
1998年の品川インターシティオープンを皮きりに進化しつづける品川駅東口地区。2003年秋にはJR東海道新幹線の品川新駅も完成しました。この目覚ましい発展の中、同駅東口の新たなシンボルとして開業予定のオフィス棟「JR 品川イーストビル」の低層3フロアに展開される「アトレ品川」。オーブは、株式会社ジェイアール東日本企画の監修のもと、本場ニューヨークから日本初上陸のテナントを含む、感度の高さだけでも話題をさらいそうなこの商業施設の環境デザインを提案致しました。
「テナントのレベルに負けないニューヨークテイストの環境を」というクライアントからの御要望に対し、ギミックのない高質な素材感を求め、ブラック(黒御影のモザイク張)にシルバー(ステンレス)のアクセントをベーシックマテリアルとしました。エンパイヤステートビルやクライスラービルなどに代表される、アールデコ・スカイクレイパー以来ニュ−ヨ−クのタウンスケープを印象づけるジャケットスタイル(上層部にいくに従いセットバックしていく高層ビルのシルエット)を形状的モチーフとしてモダンに展開しました。各デザイナーが腕を競うショップファサードを際立たせる照明計画と、街路性を追求した共有通路の仕上げも特徴です。 |