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プロジェクト[松代ショッピングセンタープロジェクト概要] |
松代ショッピングセンターは、第三セクターである筑波都市整備株式会社(当時は筑波新都市開発株式会社によって、昭和55年(1980年)に開発させた「住区ショッピングセンター」である。
「住区ショッピングセンター」とは、都市基盤も生活基盤も未整備で研究施設と公務員住宅しかない旧来の農村地帯に、いきなり赴任することになった新住民の生活利便性の為に建設させたもので、市心をちょっとはずれた公務員住宅の中に立地している。
今や定着人口も増え、商業的な競合も増す中、公務員住宅は「処分」に向けて空家だらけ。なければ生活できないほどの存在から、代替の聞くワン・オブ・ゼムへ。でも、どこにでもある誰のものでもない建物よりも、私の街に私の「よりどころ」がもっとあって良い。中高生が学校帰りにたむろっていても良い。用がなくてもお年寄りが長居していても良い。
近隣の記憶に残る親しみを、軒下にこめて。
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